欧州で認められたセキュアグローバルデータ交換のためのデファクトスタンダードです。
OpenDXM GlobalX® は、インターネットを介したグローバル規模のファイル転送 を実現します。利用部門や対象ドキュメントの形式を問わず、大量のデータを早く、かつ高い信頼度で送受信することができます。また手動の転送だけでなく大幅なタスクの自動化もサポートする、安全性が高く使いやすいデータ授受 / データ交換のエンタープライズ・ソリューションです。
ヨーロッパ自動車業界では既に250社以上の導入実績を誇り、世界中で10万人以上のユーザに利用されています。
OpenDXM GlobalXではデータの送信や受信はもちろん、他人への転送や、開封確認等、ほとんどすべてのユーザ動作をログに記録し、イベントを相手先や管理者へ通知することができます。これによりデータの受け取りが確実にされているかどうかを常に確認できるので、業務上のミスを軽減することが可能です。
SSL暗号化と多重化プロトコル
独自に開発した多重化プロトコルを採用し、ギガバイト級のファイルでも従来のファイル転送方法の2倍から3倍という高いパフォーマンスで確実に送信します。社内ネットワーク経由でもインターネット経由でも、常に128ビット強度で暗号化された HTTPS接続を使い、さらに安全性を高めています。
高度な暗号化によるデータの保護
全てのデータは個別に生成される最大4096ビット長のキーを使った高度な暗号化方式により暗号化し、OpenDXM GlobalX 内のセキュアなストレージに保管します。
レジューム機能(中断時の再送信機能)
特殊なアルゴリズムでデータをブロック化して送信するため、たとえばネットワーク回線が瞬断したり、ユーザが中止したりした場合でも、その状態から再開させることができます。新興国などインターネット回線が不安定な場合でも、確実に送信先でデータを届けることができます。
仮想ファイル・ストレージ「ウェブスペース」
全てのデータは OpenDXM GlobalX上の「ウェブスペース」と呼ばれる領域に保管されます。ウェブスペースには自由にフォルダを作成してデータを分類、管理できます。
ポストプロセス自動化
データ送受信後に特定の処理(プロセス)が自動的に実行されるように設定することができます。この機能を利用して、CADデータの送受信時に形式変換を行う等のアプリケーションを組み込むことが可能です。
アクセス権とロール
プロジェクトや組織に合わせて、ユーザのデータ・アクセスをきめ細かくコントロールできます。管理者の権限を持ったロールを外部ユーザに付与することもできるので、たとえば社外ユーザの管理をそのグループの担当者に任せるような運用も可能です。
自動ロギング
ユーザが行うアクションや OpenDXM GlobalX 上で実行されている処理は、すべて自動的にデータベースに記録されます。実行されたアクションや処理の内容をいつでもトレースすることができ、各種監査にも対応します。
システム監視
統合されたシステム監視機能により、管理者は暗号化キーの有効期限、ストレージの消費容量など、システムの状態を細かく把握することができます。システムのスムーズなオペレーションと、システム管理者としてのユーザサポートの提供に役立ちます。
自動メンテナンス機能
データのアーカイブや削除などのメンテナンスを、指定した時期に自動的に行うよう設定できます。これは管理オーバーヘッドの大幅な軽減につながります。 バックアップ機能 ユーザデータを、転送操作に関連するメタ情報も含めてバックアップします。一定の期間ごとに分割してアーカイブするため検索も高速にできます。
KPIの評価
GlobalX の利用状況に関するさまざまな指標や評価を行うオプションがあり、グラフなどで視覚的に表示できます。 検索機能 ユーザ、会社、ファイル名、日付、サイズなどを指定して、特定のデータ転送オペレーションを検索・抽出することができます。検索フィルタは保存しておくことができます。検索結果は、ファイルに書き出して Microsoft® Excel®で読み込み、レポートの作成などに利用することができます。
Active Directory/LDAP認証
お客様の環境で既に稼動している Active Directory/LDAP システムがあれば、それを OpenDXM GlobalX の認証に活用することができます。ユーザは現在のユーザ名とパスワードでOpenDXM GlobalX にログインでき、新たなIDを持つ必要はありません。
コンポーネント | 要件 | 備考 |
サーバ対応OS |
Windows Server 2008、2012、Windows7 Redhat Enterprise Linux |
64bitOSを推奨 |
サーバJava実行環境 |
Java Runtime Environment 1.6以上 Java Development Kit 1.6以上 |
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クライアント対応OS |
Microsoft Windows XP以上 Apple MacOSX 10.6以上 Linuxの各ディストリビューション |
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ブラウザー |
Microsoft Internet Explorer 8以上 Mozilla FireFox Google Chrome Apple Safari |
ChromeはWindows版のみサポート |
データベース |
Oracle Database Server 10g R2、11g R2、XE |
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メモリ |
4Gバイト以上のRAM |
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ハードディスク |
3Gバイト以上の空きが必要 |
ライセンス形態 | ユーザ数 | 標準価格 |
一括購入型ライセンス | OpenDXM GlobalX 100ユーザ | ¥2,499,000〜 |
OpenDXM GlobalX 500ユーザ | ¥3,652,000〜 | |
年間サブスクリプションライセンス | OpenDXM GlobalX 100ユーザ | ¥997,000〜 |
OpenDXM GlobalX 500ユーザ | ¥1,457,000〜 |
OpenDXM GlobalXはドイツPROSTEP社の製品であり、日本におけるPROSTEP社製品の輸入総代理店業務はスマートスケープ株式会社が行っています。マエストロネットワークス株式会社は、スマートスケープ社のインテグレーションパートナーとして協業しています。